片付け前にまず撮影!罹災証明書の手続き手順

罹災証明書を入手するには、次の書類をそろえてお住まいの市区町村の担当部署へ申請しましょう。

  • 罹災証明交付申請書(書類の名称は自治体により異なります。市区町村のホームページからダウンロードできるところもあります)
  • 被害状況がわかる写真
  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
  • 印鑑(必要な場合)

※申請の担当部署や必要書類は、お住まいの市区町村のホームページなどで確認してください。なお、「罹災証明書」のほかに「罹災届出証明書」があります。罹災届出証明書とは、罹災証明書の申請があったことを証明する書類のことで、即日発行されます。罹災証明書とは全く異なるものですが、場合によっては公的被災者支援や損害保険の手続きで使用できる場合もあるので確認しましょう。

市区町村に罹災証明書を申請すると、職員によって実際の被害状況を確認するための現地調査が行われます。罹災証明書はその調査結果に基づいて発行されるのです。

ただ、罹災証明書は発行されるまでに日数がかかります。そのため被害の程度が比較的軽い一部損壊の場合は、通常より早く罹災証明書を入手できる「自己判定方式」を利用することができます。自己判定方式では現地調査が行われず、申請時に提出する写真にて判定されるため、罹災証明書発行までの日数を大きく短縮することができます。

なお罹災証明書には申請期限が設定されています。期限は自治体により異なり、災害発生から6か月以内のところもあれば、1か月以内や3か月以内のところもあります。申請期限については市区町村のホームページで確認しましょう。

「罹災証明書」申請に必要な写真の撮り方は?


画像:PIXTA

ここからは罹災証明書の申請で、最重要ともいうべき写真の撮り方を解説していきます。申請には被害状況がわかる写真が必要で、申請写真用のポイントがあるので、ぜひ覚えておきましょう。

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