災害時に自宅の電気やガスが使えなくなった場合、テントや車などの屋外生活を余儀なくされるかもしれません。カセットコンロやバーナーなどを使わない調理は、慣れていないと難しいもの。休日を活用して、火起こしから水を節約する簡単な調理まで、一度家族で挑戦してみましょう。今回は実際に火を起こして、アウトドアですぐに試せる2品を作った結果をレポートします。
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貴重な水を節約するための3つの便利グッズ
ライフラインが止まっている時には、貴重な水を使用することは極力避けたいところ。皿や調理器具などを洗わずに済むよう、汚れを防ぐバーベキューコンロ用アルミシート、ラップ、まな板シートの3つを使いました。
サバイバル術の基本「火起こし」を実践!
火起こしができるかどうかは非常に重要です。調理する、暖を取る、灯りとして使う、動物から身を守るなど、生きるためのさまざまな用途に使えるからです。ただ薪や炭に火をつける、というだけではうまく火がつかないし、薪や炭に火がまわりません。ちょっとしたコツが必要です。
まず、汚れ防止のためバーベキューコンロはアルミシートで覆い、通気口を塞がないように穴を開けました。
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