防災を学ぶ国内最大級イベント「防災推進国民大会」
テーマは「次の100年への備え 過去に学び、次世代へつなぐ」
防災を学ぶ日本最大級のイベント「ぼうさいこくたい(防災推進国民大会)2023」(内閣府など主催)が9月17、18日に横浜市で開催されます。
防災に関する活動をしている様々な団体や機関が集まり、取り組みなどを共有するイベントで、今回が8回目です。
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誰でも無料で参加できます
防災の専門家が講義をする形式のセッションや体験型のワークショップ、展示など様々なプログラムが用意されており、誰でも無料で参加できます。
関東大震災発生から100年の節目にあたる2023年に行われる今大会のテーマは、「次の100年への備え ~過去に学び、次世代へつなぐ~」です。震災を振り返り、災害への備えの大切さを次の世代につなぐ場となります。
防災教育、げんさいカフェ、政府の地震調査研究の成果発表…盛りだくさん
17日には、防災教育に取り組む教員や学生、市民が参加する「防災教育学会」主催のセッション「未来の防災教育を考える」や、防災に役立つ災害の伝承方法について話し合う「100年後の共感へ:あなたが憧れる伝承のかたち」、「若者に防災・減災を届ける方法」をテーマに行われる「げんさいカフェ」(名古屋大学減災連携研究センター主催)などが行われます。
18日には、当時の横浜市の震災被害を振り返り、今後の消防防災対策について考える「横浜の関東大震災体験、そして今後の災害対応」や、政府の地震調査研究に携わってきた研究者や気象庁担当者らが研究成果などを伝える「知ってほしい!活かしてほしい!政府の地震調査研究」、小学生の子どもたちが自分のまちの地域防災について調べてディスカッションを行い、その結果を発表する「ぼうさいこくたい子ども会議2023」なども開かれます。
子どもも参加できる体験プログラムも
体験できるプログラムとしては、室内専用の地震体験装置を用いた防災学習プログラム「ザブトン教授の防災教室」や、防災・減災クイズに答えながらゴールを目指す「GENSAIめいろ~災害時あなたは逃げ切れるか~」なども行われます。
現地開催だけのプログラムのほか、オンライン参加可能なものもあります。
参加申し込みの有無など、詳しくは、ぼうさいこくたい2023ホームページを参照してください。
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