大学生の視点で考えた防災グッズ!災害を知るきっかけに


写真説明:防災グッズ考案に取り組んだ江戸川大の学生たち

江戸川大学(千葉県)3年の8人が考案

関東大震災から100年を機に改めて防災について考えようと、江戸川大学(千葉県流山市)の3年生8人が新しい防災グッズを考える企画に取り組みました。チームを統括する伊東眞さん(21)は「いろいろなアイデアが出たのですが、海外まで調査を広げると、すでに開発されている商品が多数あることに気がつきました。先行品がなく、災害時に自分が必要になると思うものを考えました」と話しています。

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緊急脱出用扉

伊東さんと菱沼旭夏さん(21)が考えたのは緊急用脱出扉です。扉が開かず、部屋から出られなかった経験があり、災害時に建物がゆがんだ時でも簡単に開く扉が必要なのではないかと考えたそうです。当初は扉が半分に折れる構造を考えましたが、子どもがいたずらでロックをはずした時にけがをする可能性もあるため別のアイデアを模索。4つの直角三角形を組み合わせた扉をつくりました。

■緊急用脱出扉の動き


三角形の斜辺にあたる部分は、ちょうつがいなどで動くようにしておき、普段はドアの中央の部分を動かないようにロックしておきます(=写真上左)。災害時はロックを外して横に引くと、中央部が手前に盛り上がって(=写真上右)、個々の三角形のパーツが回転し(=写真下左)、横に開く構造になっています(=写真下右)。扉のパーツをいろいろ動かしているうちに思いついたそうです。

防火素材で省スペースにも

横開きの構造にしたのは、防火素材でつくることで、防火扉になることも想定しているからだそうです。「防火扉について調べたところ、押したり引いたりして開閉する扉だと、消防法上、扉の開閉スペースに物が置けないとありました。この扉を廊下などのところどころに設置して、火災が発生したら横に引いて閉じる構造にすれば、ビルなどでは省スペースになるのではないかと考えました」と伊東さんは話しています。

写真説明:緊急脱出用扉の模型を作成する伊東さん(左)と菱沼さん

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