「防災士」ってどういう資格? 取得のメリットや活用方法を解説

防災士資格を取得するまでの流れ

写真:PIXTA

防災士資格を取得するまでの流れは以下の4ステップです。

1. 防災士養成研修講座を受講する
2. 防災士資格取得試験に合格する
3. 救急救命講習を受講し、修了書を取得する
4. 防災士認証登録申請をする

ステップごとに詳しく紹介します。

防災士養成研修講座を受講する

防災士になるためには、日本防災士機構が認定した研究機関が実施する「防災士研修講座」を受講し「研修履修証明」を取得する必要があります。

研修講座は日本防災士機構が定めたガイドラインに沿ったカリキュラムで構成されており、防災や災害対応の専門家を講師として、集合研修の形式で行います。

集合研修では防災士教本に示している21項目のうち12項目以上を履修する必要があるため、最低でも2日間以上の日程で受講しなければなりません。また、集合研修で履修しなかった講目については各研修機関が定めたレポートの提出が必要です。

講座内容は以下の6章から成り立っています。

・第1章 災害発生のしくみ
・第2章 災害に関する情報
・第3章 公的機関や企業等の災害対策
・第4章 自助
・第5章 共助
・第6章 防災士制度

研修は「都道府県」「市町村」「大学等教育機関」「民間法人」などで受けることができます。都道府県によって研修機関の数は異なるため、日本防災士機構のサイトでチェックしてください。

なお、自治体が主催している防災士養成講座については、「自主防災組織の推薦を得ること」など、参加する上でさまざまな条件が定められているケースがあります。

防災士資格取得試験に合格する

集合研修最終日、同じ会場で「防災士資格取得試験」が実施されます。

試験はマークシートの3択式で30問出題され、記述式や論文式などはありません。試験時間は50分で、80%(24問)以上の正解で合格となります。

試験問題は全て研修時に配布される防災士教本の中から出題されるため、教本をしっかり読んで学習しておくことが合格するためのポイントになります。

なお、過去の試験問題は公開されておらず、試験問題の持ち帰りはできません。

防災士の合格率

2022年度の防災士資格取得試験合格率は91%です。2019年4月から、合格基準が70%から80%に引き上げられました。それにより難易度が高くなっていますが、10人のうち約9人は合格するため、しっかり勉強すれば合格できる確率は高いでしょう。

試験に落ちた場合について

防災士資格取得試験を受験して不合格だった場合、無料で再受験ができます。試験の日程などについては、受講した研究機関や日本防災士機構に確認してください。

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