(1)保険会社に連絡
事故が発生したら、すぐに保険会社や保険担当営業、代理店に連絡し、事故発生日時やおおよその損害箇所を伝えましょう。また、保険金請求書の手配も依頼します。
(2)修理代見積もりの手配、損害箇所の撮影
修理業者を手配して、修理にかかる見積もりを算出してもらいます。また、修理前に必ず損害箇所を撮影しておきます。損害箇所や損害レベルを証明するためにも写真は重要なので、修理業者に撮影をお願いしたほうが確実です。
(3)保険会社に必要書類を提出
保険会社に保険金請求書と修理代の見積もり、損害箇所の写真を郵送などで提出します。
(4)支払い可能額の確認
保険会社から、見積額に対して火災保険金で支払い可能な金額が提示されます。
支払額に問題がなければ、提示された火災保険金が支払われます。
火災保険の補償を理解したうえで雪害対策を万全に
火災保険は、火災だけではなくさまざまな自然災害なども損害補償の対象になります。補償範囲によっていくつかのパターンがありますが、もっとも補償範囲の狭い火災保険でも、雪害は補償範囲になります。
ただし、説明したように自己負担額が発生するケースもあります。また、雪が原因であったとしても、すべてを火災保険でカバーできるわけではありません。
自分の加入している火災保険の補償範囲を把握したうえで、雪に関連するリスクに対し、しっかり備えておきましょう。
〈執筆者プロフィル〉
金子 賢司
ファイナンシャルプランナー
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