停電!懐中電灯を探す以外ですべきこと・できること

通電火災

停電時に注意しなければならないのが、「通電火災」です。

通電火災は、停電後に復旧して、再び電気が使えるようになる(通電する)ときに、電気機器や電気配線から火災が起こる現象です。水にぬれた電気機器や電気配線に電気が通ってショートすることなどが原因となり発生します。台風や低気圧にともなう停電では、風雨や浸水によって電気機器や電気配線がぬれることがあり通電火災が発生しやすくなります。

通電火災を防ぐために、以下のことを行ってください。

・停電中はブレーカーを落とす

・停電中はすべての電気機器のスイッチを切って、電源プラグを抜く

・通電した際は電気機器が故障していないか確認する

・電気機器の周りに燃えやすいものを置かない

一酸化炭素中毒

近年は、停電時に備えて自家発電機を購入する家庭も増えていますが、それにともない停電発生時に自家発電機によって一酸化炭素中毒が生じるケースが増えています。

自家発電機はガソリンやガスなどを燃料にするタイプが多いためです。いずれも運転中の排気に一酸化炭素が多く含まれ、室内で使用すると一酸化炭素中毒になる恐れがあります。

発電機を室内で使用するのは危険です。発電機は風通しがいい屋外で使用しましょう。

停電対策として準備しておきたいもの

停電の発生後、1~2日以内で復旧する場合がほとんどです。しかし2019年の台風15号が千葉県内にもたらしたように、停電の規模が大きくなると、長期的に電気が使えない可能性もあります。

ここでは、停電が長期になることも想定して準備しておきたいものを紹介します。

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