意外と知らない!公衆電話の探し方・災害時の使い方

災害時には無料になることも

災害時には、公衆電話が無料で使えるようになる場合があるのはご存じでしょうか。災害救助法の適用が想定される規模の災害が発生した場合などは、公衆電話からの通話発信が無料になります。

ただし公衆電話が無料で使える場合でも、電話の種類によっては硬貨やテレホンカードが必要になることに注意が必要です。

 

公衆電話には「デジタル公衆電話」と「アナログ公衆電話」の2種類があります。赤い「緊急通報ボタン」が前面に付いているのがアナログ公衆電話です(参考:NTT東日本「公衆電話の種類と利用方法」)。

(画像:PIXTA デジタル公衆電話の例)

(画像:PIXTA アナログ公衆電話の例)

 

「デジタル」の場合は、災害発生時などは受話器を上げてダイヤルするだけで発信でき、硬貨やテレホンカードは必要ありません。

注意が必要なのは「アナログ」の場合です。受話器を上げてから、いちど硬貨もしくはテレホンカードを挿入してからダイヤルする必要があります。通話終了後には、挿入した硬貨やテレホンカードはそのまま返却され、実質無料で使うことができます。

備えとして、普段から硬貨やテレホンカードを持ち歩いたり、避難用リュックに入れておいたりするとよいですね。

子どもは公衆電話の使い方を知らないかも

大人でもしばらく使っていない公衆電話、使い方を知らない子どもも多いと思います。先に書いた通り、携帯電話を持っていても災害時にはつながらなくなる可能性があります。親子で公衆電話の使い方を確認しておくとよいですね。

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