車両保険は災害補償も要確認!地震・台風は補償される?

Case3 強風で隣の車にドアをぶつけた!

車両保険は、自分の車が偶然の事故により破損するなどした場合に補償される保険です。

強風により隣の車にドアをぶつけて傷がついたり破損したりした場合、自分の車は車両保険で補償されますが、隣の車の修理費は補償されません。隣の車の補償は自動車保険の中の対物賠償責任保険によって補償されます。少しややこしいので注意が必要です。

ポイントは「車両保険は自分の車が補償対象である」という点です。自分の自動車保険に「対物賠償責任保険」を付けていなければ、自分の車が壊した車両の修理費は保険で賄えないのです。

Case4 噴火の灰で車に傷がついた!

これまでお伝えしてきた通り、車両保険は偶然の出来事により自動車が受けた損害を補償するもので、地震・津波・噴火による損害は補償されないことが一般的です。

そのため、火山灰で車に傷がついた場合は補償されませんが、こちらも、地震など(地震・津波・噴火)による「車両全損時一時金特約」を契約している場合、噴火により車両が全損した場合に一時金(50万円程度を限度)が支払われます。自分の契約内容を証券などで確認した上で、車両の損害が全損に当たるかどうかを保険会社に問い合わせて確認しましょう。

噴火による損害も特約次第なのです。

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