狭い家でも大丈夫!防災グッズをスッキリ収納する方法


画像:PIXTA

分散収納は備蓄品をキッチン、車のトランク、寝室、子ども部屋、書斎など複数の場所にわけて収納することです。それぞれの場所にある隙間を活用すれば、トータルで収納品を備蓄できるスペースが確保できます。加えて、1か所に収納しておくと災害発生時にたどり着けない恐れもありますが、分散すれば安心感も高まります。

ただし部屋の上部まで収納として活用する場合には、家具の固定器具や扉のストッパーなどを取り付ける対策を忘れずに。これにより、家具の転倒や備蓄品の散乱を防ぐことができます。また収納方法にも鉄則があります。水や缶詰などの重いものは下段に、フリーズドライなどの軽いものは上段におきます。

非常持ち出し袋はここに収納すべし!

次は非常持ち出し袋の収納場所についてです。
非常持ち出し袋の置き場を玄関にしている家庭は多いと思います。しかし、大きな地震が発生したときに玄関までたどり着けるとは限りません。
震度5強で、棚にある食器類や本の多くが落下します。また、震度6強では、固定していない家具の多くが大きく動いたり倒れたりします。ドアが家具で塞がれたりガラスが散乱したりして、場合によっては部屋の窓から外に脱出しなければならない状況に陥るかもしれません。

そういった可能性も踏まえると、非常持ち出し袋の収納場所は寝室やリビングなど普段多くの時間を過ごす場所が望ましいのです。また、底の厚い靴と一緒に取り出しやすいようにしておくことが理想です。

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