7月に気をつけたい防災キーワード「線状降水帯」!

先ほどの画像と同じ、2018年7月6日の天気図をご覧ください。

(出典:気象庁―「各種データ・資料」―「過去の天気図」―「日々の天気図(20年7月)」http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/data/hibiten/2018/1807.pdf

線状降水帯があるところに、線状に伸びる梅雨前線がかかっているのが確認できると思います。梅雨前線が活発になり、梅雨前線に沿って雨雲がどんどん発達するため、特徴的な線状の降水帯が作られます。
つまり、線状降水帯は梅雨前線によって作り出されるわけです。

梅雨の集中豪雨に線状降水帯が深く関わっていることから、2021年6月17日から、線状降水帯が発生したとみられる場合に気象庁が注意情報を発表するようになりました。また、2022年の梅雨の時期をめどに、線状降水帯が発生する半日前に予報を始める予定で準備が進められています(※)。

※ 線状降水帯予測は2022年6月から運用が始まりました。

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