必要な備蓄品と数量がわかる「東京備蓄ナビ」
家庭の備蓄には何がどのぐらい必要なのか。東京都総務局総合防災部のブースでわかりやすく展示されていました。
これは、東京都の「東京備蓄ナビ」(https://www.bichiku.metro.tokyo.lg.jp/)による必要な備蓄を実物大のグッズで見える化したものです。「東京備蓄ナビ」は2021年3月から始まったサービスで、家族の性別や人数、年代などを選ぶと、品目と数量が示されます。
夫婦と乳幼児、高齢者の4人家族で戸建て住まい
展示は、夫婦と乳幼児、高齢女性の4人家族が、戸建て住居に住んでいる場合。水は1人1日3Lとして35L。食品は無洗米4kg、レトルトご飯27食、缶詰9缶、レトルト食品9個など。乳幼児用の粉ミルクや液体ミルク、高齢者用におかゆ9食や入れ歯洗浄剤90錠もあります。生活用品としてマスク9枚、ポリ袋1箱、ティッシュペーパー4箱、簡易トイレ45回分、トイレットペーパー4ロール、アルミホイル1本など。品目と数量は具体的で、必要量をそろえた場合、これだけのスペースを占めるわけです。
備蓄は家庭ごとに異なりますが、実物大の量を目にすると、使った分だけ買い足していくローリングストックが望ましいとわかります。
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