長持ちする白菜の選び方&長持ちさせる保存方法
白菜を買うときに気にしてほしいのは、切り口の鮮度。
スーパーや八百屋さんでは1/2か1/4サイズにカットされたものも売っていますが、カット済みのものを選ぶときには、
①切り口が真っ直ぐで平らなこと②葉と葉の間の隙間が空いておらずぴっちりと詰まっていること③切り口がみずみずしいことーーを確認してください。
白菜は成長点が中心部分にあり、時間がたつにつれてだんだん切り口が盛り上がってきます。切り口が黒ずんでいるもの、葉の間隔があいて広がってきているもの、茶色く溶けてきているようなものは避けましょう。
カット済みの白菜を保存するときは、ポリ袋などに入れて野菜室へ。芯の部分に包丁で切り込みを入れると、膨らみにくく、日持ちが良くなります。
カットされていない丸のままの白菜であれば、新聞紙にくるんで、冷暗所での保存も可能です。丸ごと外に干して、漬物づくりにチャレンジしてみてもいいですね!
白菜を冷凍する場合
また白菜は、使いやすい大きさに切って冷凍も可能です。生のままジッパーつきの袋などに入れ、使うときは凍ったままフライパンや鍋に加えて加熱してください。
火を通したものを冷凍すると水分が抜けてべチャッとしやすくなってしまいますが、逆にそれを利用して、トロトロとした食感を楽しむこともできます。白菜をサッとゆでてキッチンペーパーで軽く水気を拭き、ラップをしてからジッパーつきの袋などに入れて冷凍してください。クリーム煮や煮びたしなどに便利です。
ちなみに、白菜の表面に黒い斑点が出ているのを見たことはありませんか?
これは「ゴマ症」といいます。「症」とついていますがカビや病気などではなく、白菜に含まれた「ポリフェノール」という色素の塊です。栽培から収穫、保存時などいろいろな環境要因によって発生するといわれ、多少味は落ちますが食べられるので、早めに使い切るようにしましょう。
まとめ
意外といろいろな使い方ができる白菜。ヘルシーで満腹感も得られやすいので、暴飲暴食になりがちなこれからの季節にも大活躍します。ぜひメインおかずとして作ってみてください!
<執筆者プロフィル>
露崎奈津子
料理講師・料理教室主宰
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