厳寒の朝は「低温災害」に注意!水道管の凍結や破裂を防ぐポイント

低温に関する気象情報を活用しよう

10年に1回程度しか起きないような低温が予想されるときは、気象庁の「早期天候情報」が発表されます。6日前までに注意を呼びかける情報で、発表される条件は6日先から14日先までの期間において「5日間の平均気温がかなり低い」となる確率が30%以上であることです。

また、早期天候情報とは別に「2週間気温予報」でも低温の可能性を知ることができます。2週間気温予報は、8日先から12日先までの5日間の平均気温を表示する予報です。「低い」もしくは「かなり低い」と予想されているときは低温による被害の可能性があります。

早期天候情報や2週間気温予報を見て早めに低温の可能性を把握し、日が近づいたら天気予報の最低気温や最高気温、気象情報などをチェックしてください。
氷点下が予想されているときは水道管の凍結や破裂の可能性があるので事前に対策をしましょう。

<執筆者プロフィル>
田頭 孝志
防災アドバイザー/気象予報士
田頭気象予報士事務所。愛媛の気象予報士・防災士。不動産会社の会員向けの防災記事、釣り雑誌にコラムの連載・特集記事の執筆、BS釣り番組でお天気コーナーを担当したほか、自治体、教育機関、企業向けに講演を多数、防災マニュアルの作成に参画。

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