【防災用品担当バイヤー対談】第1回 これが売り場づくりの最前線だ

普段使いのお菓子もいっぱい! 進化する非常食コーナー

東急ハンズ 大仲 最近は、モノやサービスについて日常時はもちろん非日常時にも役立てようという「フェーズフリー」の考え方が広がってきています。SDGsにもつながります。私たちも商品を選ぶ際に、ふだんも活躍するだろうけれども、災害時にもっと活躍するものを品ぞろえで意識しています。

ロフト 秋野 そういう点では非常食では、一般の方もイメージしやすいお菓子が増えてきました。有名メーカーさんが非常食分野に相次いで参入しています。私たちも防災コーナーには、こうしたお菓子をはじめとする進化した非常食を置いています。

(銀座ロフト4F)

東急ハンズ 大仲 一般のお客様にとっても、知名度がある商品は、非常時だけでなく、普段使いしやすいですね。最近は非常食に代表されるように防災関連商品への企業の新規参入が目立ちます。こうした他業態の企業と組んで一緒に商品開発をすることなども、我々小売りにしかできない役割です。今まで防災を意識していなかった方々に対して、我々小売りが積極的にかかわることができ、結果として防災意識の浸透に役立つことができると思います。

(東急ハンズ新宿店)

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