過去の津波災害
日本ではたびたび大きな津波が発生しています。以下の表は日本における過去の大きな津波災害をまとめたものです。
このように大津波は数年~十数年の間隔で発生しています。津波災害は今後も必ず発生します。
今後どんな津波被害が予想されている?
過去の津波や津波予測などから、日本における津波危険地域として、三陸海岸・東海・東南海・南海・日本海東部などが挙げられます。そして、国の中央防災会議では、今後起こる海底地震とその規模、切迫度について以下のような想定を行っています。
(参考-国土交通省「津波防災のために」
https://www.mlit.go.jp/river/kaigan/main/kaigandukuri/tsunamibousai/02/index2_2.htm)
ほかにも海底が震源の地震が発生した場合や、海外で大きな地震が発生した場合に大津波が発生する可能性があります。また地震以外にも、火山の噴火や土砂が海に流れ込むことによって津波が発生するケースもあります。
実際、2022年1月15日にトンガ諸島で発生した海底火山の大規模噴火では、遠く離れた日本に津波が押し寄せてきました。
東海地震や東南海地震、南海地震はいつ発生してもおかしくないような緊迫した状況にあり、大津波もまた、いつ発生してもおかしくないような状況であることを知っておきましょう。
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