ポトフもふりかけも!これ高野豆腐なの?と驚くアレンジレシピ2品

高野豆腐は洋食にも合う万能食材

高野豆腐というと「煮物」「汁物」「和食」のイメージですが、味にクセがないので、意外にどんな料理にでも合わせられるんです。2つ目のレシピでは、洋のスープ、ポトフに加えてみました。春野菜の甘みやベーコンのうまみを吸って、滋味深い味に仕上がりますよ。

今回使ったのは煮物にそのまま入れられる一口サイズの高野豆腐です。

高野豆腐と春キャベツのポトフ

<材料>(2人分)
一口高野豆腐…10個
春キャベツ…1/3個
にんじん…1本
厚切りベーコン…120g
ミニトマト…4個
Aコンソメ…1個(5g、かりゅうの場合は小さじ1強)
A水…300ml
Aみりん…大さじ1
ブラックペッパー…少々
オリーブオイル…少々

<作り方>
①キャベツは芯を付けたまま2等分にする。にんじんは皮をむいて大きめに切る。ベーコンも大きめに切る。

② ①とA、高野豆腐、ミニトマトを深めのフライパンに入れて蓋をし、沸騰したらそのまま中火で、キャベツがくたっとやわらかくなるまで煮る。

宇宙食にも採用されたほど栄養豊富

軽くて、常温で半年ほど保存でき、栄養豊富な高野豆腐は、もしもに備えてストックしたい食材の1つ。被災して避難生活が続くと、どうしても肉や野菜が手に入りにくくなるので、タンパク質やビタミン、ミネラル、食物繊維が不足すると言われています。

その点、不足しがちな栄養素を含んだ高野豆腐は、いわば、日本のスーパーフード。宇宙食にも採用されたんです。いつもの料理に使いながらストックする、ローリングストック用の食材として、ぜひ活用して家族の健康維持に役立ててくださいね。

<執筆者プロフィル>
中願寺あゆみ
料理家
雑誌・Webでのレシピ執筆、料理教室、ケータリングなど幅広く活動中。おつまみが得意。

<関連する記事はこちら>
超ズボラ防災レシピ!チキンとトマトの簡単アルファ米リゾット

無断転載禁止

この記事をシェアする

オススメ記事

新着記事

公式SNS