災害で断水したらどう水を運ぶ?家族の1日分を4通りで試してみた

(3)ペットボトルとリュック

水を詰めたペットボトルをリュックサックにできるだけ詰めます。

手持ちのリュックサックには2Lのペットボトルが6本入りました。背負うと本来の重さよりかなり軽く感じます。1人20Lの目標にはあと8L足りないですが、両手が空いているので残りのペットボトル4本を入れたバッグを持てます。

この状態でまた1階から5階まで階段を昇りました。疲れはしますが、段ボールで運んだときよりかなり体が楽に感じます。水がこぼれる心配がないのも良かったです。

(4)ポリ袋と風呂敷

水を入れたポリ袋の口を結んで、それを広げた風呂敷に乗せて2人がかりで運びます。ポリ袋は二重にすると安心です。

45Lのポリ袋には、20L程度の水が入りました。大きな風呂敷がなかったので、ブランケットに載せて運ぶことにしました。目標量を運ぶなら、2人で2往復する必要があります。
持ち上げてみると、かなり手が滑ることがわかりました。なんとか階段を昇ろうとしましたが、ブランケットが少しでも傾くと水がこぼれたり、ポリ袋ごと滑り落ちてしまったりしそうで気を遣います。途中で手と腰が疲れて、階段を昇り切るのを断念してしまいました。

どの方法が良い?

マンションか戸建てか、家族構成、そして体力によっても最適な水の運び方は変わってきますが、リュックを使う方法はほとんどの人におすすめできる方法だと思いました。一番身体が楽に感じました。
ほかの方法と違って水がこぼれず、手を滑らせて水を落としてしまう心配がないのも良いです。小さい子ども連れの場合は、空いた手で手をつなげるのも良いですね。

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