【地震発生!駅・電車編】どう行動したらいいか知ってますか?

画像:PIXTA

大きな地震が起きたその瞬間にとるべき行動は、いる場所によっても違います。
地震が起きることを想像するとき、つい自宅やオフィス・学校など、普段長時間過ごす場所を考えがちです。しかし、地震はいつどこで起きてもおかしくはありません。あなたが電車に乗っているとき、駅で電車を待っているときに、地震が起きたらどうすればよいでしょうか。地震発生時にとるべき行動とNG行動をまとめました。

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駅のホームにいるなら…基本行動とNG行動

駅のホームにいる際に地震が発生したときの基本行動は以下の通りです。

【基本行動】
・持っているカバンなどで落下物から頭部を守る(看板や照明などの落下に注意)
・ホームから転落しないように近くの柱に移動する
・低い姿勢をとり、転倒しないように注意する
・混雑していて移動できないときは、頭部を守りながらその場にしゃがんで揺れが収まるのを待つ

そして、こんな行動は避けましょう。

【NG行動】
・いち早く駅から出ようとして出口に駆け込む
・線路に降りる

揺れを感じたらまずは落ち着いて、できるだけ安全な場所で頭を守り、転ばないように揺れが収まるのを待ちます。揺れが収まったら、駅係員の指示に従って行動しましょう。
もし地下の駅にいるときや夜間に停電しても、非常灯が点灯するので真っ暗になることはありません。慌ててパニックにならないことが大切です。

電車内にいるなら…基本行動とNG行動

電車内にいるときに地震が発生した場合、強い揺れを感知した電車は緊急停車します。特に揺れが大きい場合は急停車するので、周りの人にぶつかったり倒れたりする危険性があります。それを念頭に、電車内で地震が起きた場合にはどう行動したらよいでしょうか。

【基本行動】
・座っている場合…座ったままカバンなどで頭部を守る
・立っている場合…手すりやつり革にしっかりつかまる。スペースがあれば、姿勢を低くして身を守る
・混雑した電車では…手すりやつり革にしっかりつかまり、足を踏ん張って倒れないようにする

【NG行動】
・窓から電車の外に出ようとする
※手動でドアを開ける「非常用ドアコック」は、自己判断で使用しない。必要な場合は係員の指示に従って使用します。

緊急停止の車内アナウンスが流れたら、座っている・立っている・満員電車など、どんな状況でも、その場でできる転倒しないための行動をとりましょう。落ち着いて、揺れが収まったら乗務員の指示に従って動きます。
駅に到着してドアが開くまでは、自己判断で車外に出てはいけません。駅まで電車を動かせない場合には、乗務員の誘導で線路上を歩くこともありますが、必ず指示に従ってください。

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