万能梅ソースで食欲がすすむ！
次は、かつおの風味が生きた梅のあえものです。このレシピで使った梅ソースは万能です。蒸し鶏や豚しゃぶにかけても、焼いた肉に添えてもいいし、豆腐にのせたりゆで野菜をディップしたりと、とにかくいろいろ使えます。多めにつくっておくと便利ですよ。
わかめときゅうりの万能梅ソースあえ
＜材料＞（1人分）
乾燥わかめ…大さじ1
きゅうり…1本
みょうが…1/2本
白ごま…少々
かつおぶし…少々
＜万能梅ソース ※作りやすい量＞
梅干し…3個
砂糖…小さじ1/2
酒…大さじ2
みりん…大さじ2
しょうゆ…大さじ1
かつおぶし…2g（1袋）
ごま油…小さじ1
＜作り方＞
①乾燥わかめは水で戻し、食べやすい大きさに切る。きゅうりを薄く輪切りにして軽く塩（分量外）を振り、しばらく置く。梅干しは種を取り、実を包丁でたたく。かつおぶしは袋をもんで細かくしておく。みょうがは薄く輪切りにして水にさらす。
②梅ソースを作る。耐熱容器（200ml以上のもの）に酒とみりんを入れ、電子レンジ600wで1分加熱してアルコールを飛ばす。①の梅とかつおぶし、砂糖、しょうゆ、ごま油を加え混ぜる。
③きゅうりは水分をぎゅっと絞る。わかめと一緒にボウルに入れ、梅ソースであえる。
④器に盛り、ごまをふり、みょうが、かつおぶしを添える。
日本人が慣れ親しんできた梅のパワー
「梅はその日の難逃れ」つまり、「梅干しを朝食べると、その日１日は災難を逃れることができる」ということわざもあるように、梅は古くは平安時代から、健康維持や厄除けとしても活用されてきました。梅雨時期の体調を崩しやすい時や夏バテしやすい時期など、ローリングストックを使いつつ、日々の食卓で梅のパワーを活用してみてくださいね。
＜執筆者プロフィル＞
中願寺あゆみ
料理家
雑誌・Webでのレシピ執筆、料理教室、ケータリングなど幅広く活動中。おつまみが得意。
＜関連する記事はこちら＞
パパッと10分ランチ！さんまのかば焼き缶などおかず系缶詰で３品
無断転載禁止
