野外レジャーに潜む災害リスク!海、山、川別押さえておきたいポイント

川のレジャーの災害リスクと備えるポイント

川のレジャーの災害リスクとして、短時間豪雨による河川の上昇・氾濫があります。

河川の上昇・氾濫で怖いのは、その場で雨が降ってなくても、上流で雨が降れば水位が上がることです。
夏場は大気が不安定になる午後を中心に、山間部で天気が急変して大雨が降ることがあります。上流で雨が降ったことに気付かずにいると、河川の水位が上昇して流されてしまったり、川の中州に取り残されてしまったりすることがあります。

河川の上昇・氾濫に備えるポイントは主に3つあります。

① 天気予報で「大気が不安定」「上空に寒気が入っている」のワードに注意する
② 川の上流方向の空に黒い雲やモクモクした雲がないかチェックする
③ 川の水が増えたと感じたときはすぐに川から離れる

河川の氾濫・上昇は、川の上流で雨が降った場合に起こります。現在いる場所が晴れていても、上流の方向に大雨の原因となる黒い雲やモクモクした雲が見られるときは河川の増水に注意が必要です。川の水が増えたときには川からすぐに離れてください。

また、低気圧や前線、台風の接近を除き、夏の短時間豪雨は主に午後に発生します。夏の午後は地表の気温が上昇し、上空の気温との差が大きくなって大気が不安定になるためです。

特に上空に寒気が入っているときは地表との気温差がさらに大きくなり、午後になると山間部を中心にいたるところで大雨になります。天気予報で「大気が不安定」、「上空に寒気が入っている」と見聞きするときは川のレジャーは控えましょう。

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