災害で自宅から避難となったら!家を出る前に必ずやっておくこと

周囲に安否情報を伝えよう

家を離れる際は、周囲の人のために安否情報を知らせておきましょう。

ドアにメモを貼る

避難する際は玄関ドアに「自分と家族の安否」「不在時の連絡先」を記したメモを貼っておきます。空き巣に遭わないために、避難中であることや避難先の情報は書き込まない方が無難です。

近隣住民にも一報を

所属している町会や、マンションの自治会、隣の家の人など周囲に住む人に避難することや避難先を伝えましょう。

災害用伝言サービスやSNSを活用

直接家を訪ねて来る人にはドアに貼ったメモで対応できますが、それ以外の人には災害用伝言サービスやSNSを使って安否を知らせることができます。連絡手段を複数持っておくと安心です。

・災害用伝言サービス
「災害用伝言ダイヤル(171)」などの通信各社が提供する災害用伝言サービスに登録します。
詳しい使い方などは、防災ニッポンのこちらの記事で詳しく紹介しています。
覚えておきたい「171」!災害用伝言サービスの使い方

災害用伝言サービスは、毎月1日と15日に体験利用ができます。平時に一度試しておくといざというときに慌てずに使えますよ。

・Instagram、Twitter、LINEなどのSNS
SNSで「自分や家族は安全です」と知らせると、個別に連絡を取らなくても多くの人に自分の安否を知らせることができます。これは電話回線の混雑を避けたり、スマートフォンのバッテリーを温存したりという面でも役立ちます。

最後は、しっかり戸締りを!

ここまで準備をしたら、最後は戸締りをしっかりして家を離れます。
窓やドアをすべて施錠し、もし破損した窓があればできる限り補修を行います。過去の災害でも空き巣の被害が多数報告されていますから、ここはしっかり行いたいですね。

最優先で守りたいのは身の安全ですが、避難している間に自宅にこれ以上被害が出ないよう、以上のポイントをしっかりおさえておきましょう。いざ避難しなければいけない状況になったときに慌てないように、ガスの元栓の場所を確認したり非常用持ち出し袋にメモを書くためのペンを入れておいたりなど、平時から準備しておくとよいですね。

執筆者プロフィル
シマサキアヤ
フリーランスライター

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