和風ピクルスとにんじんのみそマリネ 保存のきく漬け物レシピ2選

ごはんのお供に、そしておつまみにもなる酢漬けやみそ漬けなどの常備菜。非常時には保存食としても重宝します。今回はおなじみの野菜を使った酢漬け・みそ漬けレシピ2品を紹介します。

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きりっとした酸味がさわやか!「あちゃら漬け」

「あちゃら漬け」とは福岡の郷土料理で、大根やレンコンといった根菜や、季節の野菜を甘酢で漬け込んだ和風のピクルスのこと。特に暑さを感じる日は、爽やかな酸味についつい箸が伸びそうです。

奇数の具材でつくると縁起がいいと言われていて、今回は5種類を使いました。冷蔵庫で5日~1週間程度、保存が可能です。具材はお好みで変更すると、季節を問わず楽しめますよ。

あちゃら漬け

<材料>(つくりやすい分量)
れんこん(こぶし大)…1/2個
きゅうり…1/2本
オクラ…4本
ミニトマト…4個
パプリカ…1/2個
昆布…5×5cm
たかのつめ…1本
水…150ml
酢…100ml
砂糖…大さじ4
塩…小さじ1/3

<作り方>
① 鍋に水と昆布を入れ30分置く。昆布の入った鍋を弱めの中火にかけ、軽く沸騰するところまであたたまったら火を止めて、砂糖と塩を加え溶かす。酢と、半分に割って種を抜いたたかのつめを加え、粗熱を取る。昆布はそのままでよい。

② れんこんは皮をむき、5mm幅に切る。きゅうりは4cmに切り、縦に4等分にする。オクラは塩(分量外)で板ずりしてがくを取る。ミニトマトはへたを取る。パプリカは食べやすい大きさに切る。

③ 鍋に湯を沸かし、オクラを30秒ゆで、水に取る。トマトは小さな切れ込みを入れ、湯むきをする。同じお湯に酢小さじ1(分量外)を入れ、れんこんを下ゆでする。

④ ①の粗熱が取れたら、昆布を引き上げて材料を漬け込み、半日以上置く。

日本伝統の保存食「漬物」をもっと身近に

漬物というと、ごはんに添えて少しつまむくらい…という人も多いはず。今回の「あちゃら漬け」のようにさまざまな食材を漬け込むと、目に鮮やかで、たくさんの栄養がとれる一品になります。農林水産省の「災害時に備えたストックガイド」でも、すぐれた保存食として漬物を紹介していますよ。
農林水産省「災害時に備えたストックガイド」

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