ガス・電気無しで!温かいご飯を食べられるか2通りでトライ

使い捨てカイロで温める(パックご飯は注意!)

こちらは警視庁警備部災害対策課のTwitterアカウント(@MPD_bousai)で紹介されていた、使い捨てカイロでパックご飯を温める方法です。結論から言うと、使い捨てカイロでパックご飯を温めるのはおすすめできません。詳しくは追って紹介します。
実際のTwitterでの投稿はこちらです。

使うのは、使い捨てカイロ2つ・フェイスタオル・保温用アルミシートです。

カイロを開封して温かくなるまで待ち、パックご飯1つをカイロ2つではさみ、それをフェイスタオルで包んだ後、アルミシートでさらに包みます。これを1時間ほど放置するやり方をTwitterの投稿では紹介していました。

まずは、Twitterの投稿通りのやり方でパックご飯だけ温めてみます。

先ほどと同じく常温のご飯を温めたところ、ご飯の温度は40℃まで上がっていました。パックを開けるとまだおこめはパサパサ…。とてもおいしく食べられそうにありませんでした。

次は、モーリアンヒートパックで温めたのと同じ3つの食品(レトルトカレー・パックご飯・缶コーヒー各1つ)を一緒にこの方法で温めてみます。カイロ2つだと足りないかと思い、カイロを4つに増やしてみました。

どの食品もそれぞれカイロに触れるようにセッティングして、タオルとアルミシートで包み、1時間放置します。

食品が常温の状態から加熱を開始し、一時間過ぎたころにはご飯が34℃、レトルトカレーが36℃、缶コーヒーが35℃まで温まっていました。
カレーとコーヒーはほんのり温まっていて、冬場だったらこの温かさは嬉しく感じそう。
ですが、ご飯はまたしてもパサパサで、残念ながらおいしく食べられそうにありません。

パックご飯のパッケージには「必ず加熱してお召し上がりください」と書いてあります。これは、温める前はパックご飯に含まれるでんぷんは生でんぷんに近い状態(老化でんぷん)になっていて、食べる前に再加熱することででんぷんが糊化(こか)し安全に食べられるようになるからだそう。生でんぷんや老化でんぷんは、そのまま食べるとうまく消化できず下痢などを引き起こす恐れがあります。特に災害時にはこういった事態は避けたいですよね。
きちんと温度が上がり切らないので、使い捨てカイロで温めたパックご飯を食べるのは避けたほうが良いでしょう。

また、カイロのパッケージには、「最高温度64℃ 平均温度53℃」とあるので、最高でもこの程度までしか温まりません。長く放置すると食品が傷むことも考えられるので、温める食品の種類や加熱時間についてもよく考えたほうがよさそうです。

レトルトカレーや缶飲料など、衛生的に製造されていて、かつ加熱しなくても食べられる食品を少し温めるためには使えるかなと思います。

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