見て知って体験できる防災イベントぼうさいこくたい2022 神戸で10月22、23日開催

説明:ぼうさいこくたい2022のポスターから

 防災を学ぶ日本最大級のイベント「防災推進国民大会」

防災を学ぶ日本最大級のイベント「ぼうさいこくたい(防災推進国民大会)2022」(内閣府など主催)が10月22日、23日に神戸市で開催されます。

7回目を迎える大会のテーマは「未来につなぐ災害の経験と教訓~忘れない、伝える、活かす、備える~」。阪神大震災から27年。この春、開設20年を迎えた「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」が入る商業施設「HAT神戸」を主会場に、防災活動に取り組む全国320の団体が出展します。

だれでも無料で参加できます

ぼうさいこくたいにはだれでも無料で参加できます。防災の専門家による講演や、体験型のワークショップなど様々なプログラムが用意されています。一部、事前に申し込みが必要なものもありますが、気軽に学んだり、楽しんだりすることができます。オンラインとリアルのハイブリッド形式です。

スタンプラリー第1弾がすでに始まっています

開催に先立ち、スマートフォンで参加できるスタンプラリー第1弾「27 年前の阪神・淡路を動画でみてあるく」が9月から始まっています。

神戸港や異人館街といった神戸市の観光スポットをはじめ、被害が激しかった場所など40か所がチェックポイントとして設定されています(=写真)。スマホに専用アプリをダウンロードし、1995年の阪神・淡路大震災直後にその場所の様子を撮影した映像を見て設問に答えると、スタンプを獲得できます。

説明:ぼうさいこくたい2022のHPから

スタンプを7か所以上獲得し、応募すると抽選で30人に記念品が用意されています。期間は2023年1月17日まで。開催期間中に参加できない場合でも震災の教訓を学びながら神戸の街あるきの雰囲気を味わえます。

ポケモンと一緒に学ぶスタンプラリー第2弾も

スタンプラリーの第2弾「ポケモンぼうさいきょうしつ 災害が起きたらどうする!?」は大会開催時間に合わせて実施されます。ポケモンと一緒に災害時に身を守るヒントを学ぶ内容です。

ぼうさいこくたい2022のプログラムやスタンプラリーの詳細はこちらで確認ください。

ぼうさいこくたい2020と2021の様子

防災イベントの雰囲気については、こちらの2つの記事を参考にしてください。ぼうさいこくたい2020やぼうさいこくたい2021を紹介しています。

防災イベント「ぼうさいこくたい」見どころ3つをリポート!
ぼうさいこくたい2020はコロナ下ですべてオンライン開催でした。オンラインで参加した3つのコーナーの様子をリポートしています。参加したのは、ひろしま防災減災支援協会のワークショップと、味の素ファンデーションのセッション、三菱地所レジデンスの「みんなdeそなえる 〜『そなえるドリル』で考えてみよう!」です。トイレや災害時の食べ物のことなどを、子どもと一緒に楽しみながら学べることがよくわかると思います。

トイレトレーラー互助!富士市から始まり全国17市町に
ぼうさいこくたい2021は、災害時のトイレについて企業自治体向けの「防災ニッポン+」で紹介しています。自治体災害派遣トイレネットワーク「みんな元気になるトイレ」という取り組みがあり、岩手県釜石市の屋外会場に山梨県北杜市のトイレトレーラーの展示(=写真)がありました。トイレトレーラーがどういうものかを紹介し、参加している自治体の首長3人が熱く語ったセッションをリポートしています。

写真説明:岩手県釜石市で開催された「ぼうさいこくたい2021」の様子

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