私たちが毎日当たり前のように使用しているガスですが、地震などの災害時にはどのようなことに注意すべきなのでしょうか。今回は、地震や台風などの自然災害がおきたときの対処法や、ガス会社の災害時の取り組みなどについて、東京ガスネットワークに聞きました。
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地震が起きた時にはガスの何に注意する?
東京ガスネットワークのホームページでは、緊急時の対応方法についてわかりやすく解説をしています。
地震のときにはまず、身の安全を確保することを最優先に行いましょう。机の下などに身を隠し、頭部を保護します。
ガスコンロやガスファンヒーターなどを使用している際には「火を消さなければ」と気になってしまうかもしれません。しかし、震度5程度以上の地震が起きたときには、ガスメーターが自動的にガスを遮断してくれます。火に近づかず、身を守ることを優先して大丈夫です。
揺れが収まったら、火がついている場合にはガス機器などの火を消します。
万が一、ガスのにおいがする場合には、火をつけることはもちろん、換気のために換気扇をつけたり、電気のスイッチに触れたりすることは避けましょう。可能であればガス栓とメーターの元栓を閉め、窓を開けて換気を行います。その後、東京ガスネットワークに連絡をしてください。
東京ガスネットワーク「ガス漏れ通報専用電話」:0570-002299(ナビダイヤル)
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