大地震や津波の最悪想定は「冬の深夜」!危険な理由とリスク減対策

冬の地震、津波災害に備えるために必要なこと

冬の深夜に地震や津波が起きた場合、被害想定が最大になっているのは積雪や寒さ、火災などが理由です。そのため冬季には通常の備えに加えて、これらに対しての備えが重要です。

まず雪道については、できるだけ避難速度を落とさないことがポイントです。歩くコツとしては以下のポイントを参考にしましょう。

・歩幅を小さくして歩く
・靴の裏全体を路面につけて歩く
・歩くときは体の重心をやや前におく
・靴底がすべりにくい靴を履く(ゴム長靴など)

次に寒さ対策です。真冬の屋外にいることを想定した防寒着を用意しておくのがポイントです。災害対策用として防寒着一式を玄関先などに備えておくと、災害発生時に準備をする手間が省けます。

また夜間、特に深夜になると周辺の状況が分かりにくく、積雪があるとさらに状況を把握するのが困難になります。そのため、降雪がなく明るい時間帯に避難所を確認しておき、避難経路についても把握しておきましょう。

火災に対しては、日ごろの対策が重要になります。火の元の確認や消火器の設置をはじめ、カーテンやカーペット、寝具などを防炎品にしておくと火の燃え上がりを抑えることができます。冬の深夜を想定した備え。あわてないためにも、早め早めに対策をしましょう。

〈執筆者プロフィル〉
田頭 孝志
防災アドバイザー/気象予報士
田頭気象予報士事務所。愛媛の気象予報士・防災士。不動産会社の会員向けの防災記事、釣り雑誌にコラムの連載・特集記事の執筆、BS釣り番組でお天気コーナーを担当したほか、自治体、教育機関、企業向けに講演を多数、防災マニュアルの作成に参画。

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