雪で家屋や樹木が崩壊する!雪圧害に備えるポイント

着雪害や積雪害との違い

雪害には、雪圧害のほかに着雪害や積雪害などもあります。それぞれの雪害は次のような被害をもたらします。

<着雪害>
湿った雪が電線に付着し、その重みで電線が切れて停電。また、湿った雪が樹木や枝、葉などに積もり、その重さに耐えきれずに幹や枝が曲がったり、倒れたりする。植物の着雪害は冠雪害とも言う。

<積雪害>
長時間にわたって降り続けた雪によって線路や道路などが埋もれ、交通機関に大きな影響を及ぼすとともに、自動車事故や歩行者の転倒事故などが起こる。

着雪害は雪が付着することによって発生する災害であるのに対し、雪圧害は降った雪の重みによって発生する災害です。また、積雪害は雪が積もることによって交通機関などに大きな影響を及ぼす災害であり、雪圧害と違って雪の重さは関係ありません。

雪圧害の被害例

雪圧害の被害例として以下のようなものがあります。

・家屋や屋根の倒壊
・屋根からの落雪
・ビニールハウスの破損

このうち人的被害につながりやすいのが家屋の倒壊や屋根からの落雪です。過去には学校の体育館や市の施設などで、屋根の崩落事故が発生しています。屋根の崩落に巻き込まれると命を落とすことにもつながりかねません。また、屋根から雪圧で重たくなった雪が落ちて巻き込まれる落雪被害も発生しています。

屋根の雪おろしをするのは、屋根の倒壊や落雪などを防ぐことが目的です。ただし、雪おろしの際にも、はしごでの転落事故、屋根からすべり落ちる事故などが多く発生しています。

雪圧そのものによる被害だけでなく、雪圧の対策時に事故が起こりやすいのは、ほかの災害と大きく異なる点です。

また、ビニールハウスも雪圧で被害を受けやすい特徴があります。ビニールハウスの倒壊によって農作物が被害を受けるだけでなく、人が巻き込まれて死亡した例もあります。
雪圧害は建物や農作物の被害だけでなく、命を落とすこともある危険な災害だと心得ておきましょう。

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