アレルギーのある人が今できる防災

アレルギーを持っている人は、被災した場合に備え、それぞれの症状に合わせた特別な準備が必要です。特に初期の支援物資では食べられるものが手に入りにくかったり、災害のあと粉塵が舞って咳が出やすくなったりといったことも考えられます。
では、アレルギーのある人が今できる備えにはどんなものがあるでしょうか。用意したいものや、アレルギーのある子どもへの準備も紹介します。

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防災ポーチ・非常持ち出し袋に入れたいアイテム

防災ポーチは、外出先で被災した際に最低限必要になるアイテムをまとめたものです。どこで被災するかはわかりませんから、家に防災グッズを準備しておくと同時に、大事なものはいつも携帯しておくと安心です。
防災ポーチも、非常持ち出し袋も、アレルギーのある人は自分に合わせてカスタマイズしましょう。

例えば、こんなアイテムをプラスします。
・情報カード(詳しくは後述します)
・お薬手帳の写し
・薬
・マスク(喘息のある人は多めに)
・アレルギー対応の(自分が食べられる)食品

防災ポーチにはキャンディーや栄養補助食品など、非常用持ち出し袋にはアレルギーに対応した非常食を入れるとよいでしょう。

また、特に初期の支援物資では、アレルギー対応の食品を手に入れるのが難しいこともあります。自分が食べられるものを用意しておくと安心できます。
一般的には5日分の食糧を用意することが推奨されているので、自宅には最低でも、その量を備えておくと良いでしょう。

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