南海トラフ地震はどこが危ない?推進地域・特別強化地域とは

■特別強化地域(南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域)引用:内閣府「南海トラフ地震防災対策推進地域の指定」

津波に係る津波避難対策を特別に強化すべき地域として、1都13県139市町村が指定されています。
九州から関東の太平洋側エリアに及んでいます。

特別強化地域の指定基準は下記の通りです。

・津波により30cm以上の浸水が地震発生から30分以内に生じる地域
・特別強化地域の候補市町村に挟まれた沿岸市町村
・同一府県内の津波避難対策の一体性の確保

引用:内閣府「南海トラフ地震防災対策推進地域の指定」

特別強化地域に指定されるのは、津波による甚大な被害が想定され、なおかつ津波の到達時間が早く避難する時間が少ない地域です。
また、津波が発生してから30分以内に30cm以上の浸水が予想されていなくても、周辺の自治体との津波対策の連携が必要な場合なども特別強化地域に指定されます。

特別強化地域に指定されている地域に住んでいる方は、南海トラフ地震による大津波への備えがより一層重要です。

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