「令和2年(2020年)7月豪雨」から学ぶ、豪雨災害に備えるポイントとは?

被害が出た要因

令和2年7月の集中豪雨は、偏西風の蛇行の持続によって長期にわたり本州付近に停滞した梅雨前線に向かって、雨雲を強化させる水蒸気をたっぷり含んだ西寄りの風と、太平洋高気圧の縁を回る南寄りの風が長時間にわたり吹き続けたため起こりました。その結果、集中豪雨が続き大規模災害になりました。

もっとも被害が大きかった熊本県では、全国の死者・行方不明者86名のうち67名の死者・行方不明者を出しています。熊本県に線状降水帯が発生し、球磨川が氾濫したことや大規模土砂災害が発生したことが要因とされています。
球磨川の氾濫では約6,000棟の家屋が床下浸水・床上浸水。また熊本県全体で226件の土砂災害が発生し、土砂災害による死者や人家被害も発生しました。

下の画像は熊本県・鹿児島県に大雨特別警報が発表された直後の7月4日5時の危険度分布です。

引用:気象庁「令和2年7月豪雨」

3時間降水量を見ると、熊本県の南部を中心に大雨となっているのがわかります。
また、降水量がオレンジ・赤色の場所では大雨警報・洪水警報・土砂災害の危険度が最高レベルの紫色になっています。

梅雨の大雨は、梅雨前線に沿って発生する縦に短く横に長い線状降水帯がもたらします。

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