東西電力融通の要!中電PGが周波数変換設備を有事に備え増設中

写真説明:周波数変換設備を設置する建屋の工事(2022年9月、静岡市で)

静岡市の変電所で工事公開

数え切れないほどの鉄筋が、針山のように、地下10mから曇り空に向かってまっすぐに伸びていた。巨大クレーンが足場をつり上げて作業態勢を整え、重機が慌ただしく首を上下に動かしていた。

中部電力の事業会社・中部電力パワーグリッド(名古屋市、中電PG)は2022年9月、東清水変電所(静岡市)内の周波数変換設備(FC)の増設工事の様子を報道陣に公開した。

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周波数変換設備が必要な理由

国内の電気の周波数は、東日本の北海道、東北、東京電力が50㎐、それ以外の西日本が60㎐と異なっている。明治時代に導入した海外製の発電機器の周波数が東西で違ったためで、FCは、東西間で電力を融通する際、周波数を変換する橋渡し役を担ってきた。

2022年9月現在、東清水のFCは1基で、30万kw、約10万世帯に相当する電力を東に送ったり、西にもらったりできる。

写真説明:1基目で稼働している周波数を変換する設備

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