温かい食事を被災地でも! キッチンカー業界の「熱い」思い

宮城キッチンカー協会会長 佐藤幸弘さん

宮城県の北は登米市から南は亘理町まで、約40のキッチンカー業者でつくる協会を運営しています。平時は出店依頼の振り分けなどを行う営業のパイプ役ですが、災害があれば被災地に出動し、衛生的で温かい食事を提供する活動をしています。

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キッチンカーに携るようになったきっかけ

東日本大震災後、名取市の復興商店街「閖上(ゆりあげ)さいかい市場」のたこ焼き店を手伝った時、住民から「避難所では冷たいものしか食べられなかった」と聞き、同じような思いをさせたくないと強く思いました。

2013年3月、知人にキッチンカーを借りて、閖上地区でたこ焼き店を始めました。震災直後の決意を実践しようと、県内外の仮設住宅などを訪れ、たこ焼きを振る舞いました。ただ、大勢の人に喜んでもらうには個の活動では限界があると感じました。

個々の業者の組織化に向けて

「被災者支援にはキッチンカー業者の連携が必要」という考えを業界で発信すると、共感してくれる仲間が徐々に増えました。10人が集まった段階で任意団体を結成し、入会条件は「非営利活動のための営利活動」という趣旨への同意と災害時の被災地への出動としました。豪雨災害に遭った広島や地震被害を受けた北海道で活動し、2020年に法人化しました。

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