EVを太陽光で効率的に充電!柏のベンチャーが独自技術を開発

写真説明:開発した充放電システムを手にする吉岡大地COO(柏市で)

災害時の電力源として期待される「Yanekara」のシステム

千葉県柏市の柏の葉スマートシティに拠点を置く新興企業「Yanekara」は、電気自動車(EV)の新たな充放電システムを開発した。日本郵便の集配用EV車両の充電を遠隔コントロールすることで、郵便局の電力コストを削減する実証実験に成功したほか、北九州市では太陽光パネルから効率的にEV公用車に充電し、災害時にはEVを発電機として使う取り組みも始めている。Yanekara社は「街中のEVの蓄電池を制御して発電所として使う」との構想を掲げており、その実現に向けて動き出している。

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「屋根から」エネルギー自給を目指す

Yanekara社は、ドイツとイギリスの大学でエネルギー政策を研究した吉岡大地COO(最高執行責任者)と、東京大大学院で電気工学を学んだ松藤圭亮CEO(最高経営責任者)が2020年に設立。社名には、「屋根から」エネルギー自給社会を目指すという意味を込めた。

同社が開発した充放電器「YaneBox」は、太陽光発電パネルから同時に4台のEVへの直接充電が可能だ。直流と交流との変換が2度必要な一般的な充放電器に比べて、発電ロスは15%少なくて済む。また、クラウドを通して各地に設置した充放電器を遠隔でコントロールし、地域に普及している太陽光パネルとEVを一体として制御できる。

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