専門家と市民が防災を活発に議論!12年続く名大「げんさいカフェ」

写真説明:「げんさいカフェ」で地震について解説する福和伸夫・名古屋大名誉教授(右)と隈本邦彦・江戸川大教授(2023年1月)

ざっくばらんにわかりやすく

防災・減災をテーマに10年以上続くサイエンス・カフェが名古屋市にある。東日本大震災が発生した2011年から、名古屋大減災連携研究センターが毎月開催している「げんさいカフェ」だ。名古屋大の研究者が参加者と対話し、分かりやすく解説するのが特徴で、オンラインでも参加できる。

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オンラインにも220人

「2023年は大正関東地震(関東大震災)からちょうど100年です。西暦の末尾が『3』の年は多くの地震が起きています」

2023年1月に開かれたげんさいカフェで、福和伸夫・名古屋大名誉教授が参加者に語りかけた。相模トラフ沿いを震源とするマグニチュード(M)8級の関東地震は、過去に3回起きたとされる。1293年と1703年、そして1923年だ。いずれも末尾が3の年だった。

さらに2023年は、昭和三陸地震から90年、鳥取地震から80年、日本海中部地震から40年、北海道南西沖地震から30年、十勝沖地震から20年の節目。いずれも西暦の末尾が3の年に起きている。

参加者の手が次々に挙がる

この日の参加者は、会場の名古屋大減災館に約20人、ウェブ会議システム「Zoom」によるオンラインで約220人。「過去の地震を振り返って教訓を学び、今後の震災に備えましょう」。福和氏が話し終えると、会場では次々と手が挙がり、オンライン参加者からもZoomの質疑応答機能を使った質問が相次いだ。

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