救急車に乗り込む臨場感!災害医療の体験VRを熊本大などが制作

画像説明:コンピューターグラフィックス(CG)で再現された列車の脱線現場=ジョリーグッド・熊本大提供

JR福知山線脱線事故を教訓に 医大生らが実習で活用

熊本大などは、VR(仮想現実)の技術を使い、列車脱線事故での人命救助を疑似体験できる教材を制作した。モデルとしたのは、2005年4月25日、兵庫県尼崎市で起きたJR福知山線脱線事故の発生現場。360度の視界に広がる映像で、大規模な事故発生時にどう行動すべきか、医師の目線で体験できる。熊本大は2023年4月から実習で活用を始めており、開発者は「大規模災害や事故現場での医療活動について、学生らに理解を深めてもらえれば」と期待している。

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日本災害医学会総会で発表

「震度6強の地震が発生」「救護班の要請あり」――。2023年3月に盛岡市で開かれた日本災害医学会総会の「災害医療教育VRセミナー」会場で、医療関係者ら約80人が一斉に専用ゴーグルを着用した。警告音とともに事故現場の状況を伝える音声が流れ、衝撃でゆがんだ列車が線路脇に乗り出している映像が視界に広がった。

写真説明:ゴーグルを着け、VR映像で医師の動きを体験するセミナー参加者(2023年3月、盛岡市で)

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