長周期地震動では高層階ほど揺れが長く大きい…タワマン住民は要注意!

シナリオ2 家具が横滑りしテレビは落下…

部屋全体が揺れ、花子はバランスを崩して倒れた。体が左右に振られ、テーブルの脚を必死につかんだ。「まるで船に乗っているみたい」

壁際のキャスター付きテレビボードが滑り、テレビが落下。食器棚の扉が開き、皿が飛び出て割れた。本棚が倒れ、下敷きになるところだった。

揺れは10分程度続いた。恐怖を感じ、気分が悪くなった。都心の高層ビルの30階で働く太郎が、電話で連絡してきた。「大丈夫? 職場も棚が崩れて大変な騒ぎだったよ」

シナリオ3 エレベーターが使えない!

花子に幸いけがはなかった。太郎から緊急地震速報で長周期地震動の予想地域になっていたと聞き、家具がないスペースにすぐ避難すべきだったが、命拾いしたと思った。

マンションに3基あるエレベーターがストップした。食料や水が少なく、建物を出入りするには、時間をかけて非常用階段を行き来するしかない。自宅へ向かう太郎は階段を上りながら、余震が来たらと思うと不安が募った。

花子と太郎は部屋の後片付けに追われた。家具の転倒防止などの対策をしていなかったことを悔やんだ。

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