浸水被害から自宅を守る!日頃の準備から被災後の生活再建まで

自宅を守る対策と再建

「記録的な大雨」の発生は40年で2倍

気象庁によると、1時間に100mm以上の記録的な大雨の発生回数がここ10年の年平均で4.4回と、40年ほど前の2倍に増えており、水害リスクは高まっている。被災家屋棟数(国土交通省調べ)は、2001~2020年の年平均で床下浸水が最も多く、2万6828棟(63%)。床上浸水も1万1310棟(26%)に上る。全壊流失や半壊も合わせて4730棟(11%)ある。

一般社団法人「日本防災教育振興中央会」(東京)の仲西宏之代表理事は「水害は頻度が多い災害。ハザードマップを確認しておくのが大前提」と話す。浸水想定区域の場合は、避難場所を確認するとともに、日頃から側溝などを清掃し、土のうなど必需品を用意しておく。

土のう・水のうの活用方法

大雨が予想され、避難する際は、玄関前に土のうを積むなど水が入り込まない対策を行い、高価な家電などを2階に移動させる。忘れがちなのは下水の逆流対策だ。下水管が満水になると、トイレや風呂場などの排水口から逆流する。水のうを便器の中や排水口に置いて防ぐ。

◆日頃の準備や大雨予想時の対応
・自治体のハザードマップで浸水のリスクを確認する
・家の雨どいや、周辺の側溝などを清掃しておく
・玄関に土のうを積む
・玄関の隙間や窓のサッシを防水テープで留める
・トイレや風呂場の排水口を水のうで塞ぎ、逆流を防ぐ

(「日本防災教育振興中央会」の仲西宏之代表理事、「震災がつなぐ全国ネットワーク」の松山文紀さんの話を基に作成)

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