竜巻、突風からどう身を守る?とっさの時に取るべき行動とは

写真説明:竜巻は住宅の倒壊など短時間で大きな被害をもたらす(2019年10月、千葉県市原市で)

建物や電柱の倒壊…短時間で大きな被害

竜巻など激しい突風は、発生の範囲は狭いものの、建物や電柱が倒壊し、車が飛ばされるなど短時間で甚大な被害を及ぼす。発生の予兆をつかみ、すばやい避難につなげることが大切だ。

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まず、架空のシナリオで考える。

シナリオ1 黒い雲発生、周囲真っ暗

会社員の太郎(35)は花子(34)、長男の一郎(4)と、関東平野部にある郊外の木造平屋住宅で3人暮らし。花子と一郎が買い物で外出中の日中、リビングでテレビを見ていると、竜巻注意情報を知らせるテロップが流れた。

窓の外に目を向けると、遠くに真っ黒な雲が見える。「雨が降りそうだ」と庭に干した洗濯物を取り込んでいると、冷たい風が吹き、雷の音も。周囲は真っ暗になり、雨やひょうが降り始めた。窓は強風で激しく揺れた。

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