【京都大防災研から】「液状化ハザードマップ」で地域に潜むリスクを調べよう!

写真説明:2018年9月の北海道地震の液状化現象で大きく陥没した札幌市内の住宅地

「達人の備え」今回のテーマは「液状化のリスク把握」です

このコーナーでは、京都大防災研究所の研究者が減災のヒントを伝えます。今回は、上田恭平准教授(地盤地震工学)です。

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東日本大震災では関東地方で被害

大きな地震が発生すると、足元の地盤が泥水のようになる「液状化」現象が起きることがあります。地中の砂粒は、普段は互いに固くくっついた状態にありますが、地震の強い揺れで結びつきが緩やかになり、砂が水の中に浮いたような状態になるのが原因です。

2011年の東日本大震災では、震源から離れた関東地方を中心に広域で液状化が発生し、家屋への被害は9都県で約2万7000棟に上ったとされます。

写真説明:東日本大震災の液状化現象で浮き上がったマンホール(2011年3月、千葉県浦安市で)

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