ペットと避難!能登半島地震でも餌不足の声が…どう備えればいい?

写真説明:阪神大震災で被災した動物を保護する「神戸動物救護センター」の様子。下痢などの症状を示す動物も多かった(神戸市で)=神戸市獣医師会提供

飼い主が直面した「想定外」とは?

災害では人とともにペットも困難に直面する。被災ペットの救援活動は29年前の阪神大震災を契機に本格化した。国はその後、一緒に避難する「同行避難」を推進する指針を作ったが、2024年1月1日に発生した能登半島地震でも餌不足など、飼い主は想定外の事態に陥っている。避難所でペットと過ごす際の注意点や、飼い主に求められる備えをまとめた。

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同行避難、飼い主による世話が基本

阪神大震災では兵庫県内で推計約9300匹の犬や猫が被災。神戸市獣医師会などは発生後に動物救援本部を設置し、保護活動や治療を担った。
東日本大震災でもペットが取り残されたり、避難所でペットを巡って周囲と摩擦を生んだりするケースがあったため、環境省は2013年に指針を策定した。同行避難や飼い主による世話を基本としつつ、飼い主の役割として日頃の健康管理、餌や薬の備蓄を推奨。自治体には避難所での受け入れ態勢の整備や放浪動物の保護を求めている。

能登半島地震では保護動物を写真付きでHP掲載

能登半島地震では、石川県獣医師会が2024年1月8日に対策本部を設置し、ペットの一時預かりや被災動物のための募金を開始。石川県も保健福祉センターに電話相談窓口を開き、保護動物を写真付きでホームページに掲載する。日本獣医師会(東京)の危機管理統括、佐伯潤さんは「家や家財を失った被災者にとって、動物の存在は大きい。ぺットとの絆の維持も大切な被災者支援だ」と話す。驚いて逃げたり置いてこざるをえなかったりしたペットの保護も必要になる。

写真説明:能登半島地震では支援団体によるペットの健康観察も行われている(2024年1月12日、石川県珠洲市で)

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