避難所運営 女性やお年寄りが困らないポイント!

群馬県「防災ノート」推奨!物資担当者に女性

群馬県ぐんま男女共同参画センター(前橋市)は、女性や高齢者らに優しい避難所の運営に役立つ「防災ノート」を作成した。女性の物資担当者を配置し、介護食を備蓄することなどをポイントに挙げる。運営リーダーは自治会長が中心となるが、女性の視点を生かすように求めている。

自治会長の女性割合ワースト1に「意識改革必要」

内閣府の調査によると、昨年4月時点で、県内の自治会長に占める女性の割合は0.78%で、全国平均の6.1%を大きく下回り、9年連続で全国ワースト1となっている。同県桐生市内の町会長を務める女性は「男性の意識とともに、自治会に積極的に参加しようとする女性の意識改革も必要」と指摘する。

◆群馬県内の自治会長に占める女性の割合

(内閣府まとめ 各年4月1日時点)

同センターによると、男性だけで避難所を運営した結果、男女のニーズの違いに気づけず、女性から「生理用品を受け取りにくい」「間仕切りがなく、授乳ができない」といったケースも少なくなかった。

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