観光客向けに防災計画を作る自治体も
観光やリゾート地を抱える自治体では、来訪者向けの防災計画を作る動きが出ている。
山梨県富士河口湖町は観光防災の手引を作成。大地震が起きた際に観光客をスポーツ広場などの一時避難場所に誘導し、帰宅困難の場合はホテルなどで過ごしてもらう予定。自家用車で訪れた人向けには、大規模駐車場を車中泊の場所として想定している。(後編へ続く)
(読売新聞 2021年9月15日掲載 「防災ニッポン 不慣れな場所で」生活部・崎長敬志)
※後編では、京都市が策定した観光客向けの避難誘導計画や、商業施設の取り組み、個人でできる備えについて紹介します。
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