防災非常食に!企業によるローリングストックの推奨あれこれ

非常食の備蓄状況

一方、非常食を備える人は多いとはいえない。

防災用品などを販売するミドリ安全(東京)が8月、1000人を対象に実施した調査では、災害時に3日以上対応できる食料や飲料を備えていたのは、それぞれ299人、294人と3割にも満たなかった。懐中電灯・LEDランタンは782人、カセットコンロ・ガスボンベは625人が備えていた。

同社の別の調査では、非常食を全く備えていない割合が中部地方(愛知、岐阜、静岡、富山、石川、山梨、福井、長野、新潟の計9県)で47%だった。

同社の担当者は「防災意識が高まる一方で、非常食は100円均一ショップやネットなどで手軽に手に入るためか、行動に移していない人も多い」と分析する。

<ローリングストック>
レトルト食品や缶詰などといった非常食を日常的に利用し、食べたら買い足すことで一定の食品を備蓄する方法で、回転備蓄ともいわれる。定期的な賞味期限の確認につながり、食品ロスが生じにくい。東日本大震災以降、注目されるようになった。

<防災の日>
東海地方を中心に甚大な被害を出した伊勢湾台風の翌年の1960年、防災意識を高める目的で制定された。9月1日は、関東大震災(1923年)の発生日。8月30日~9月5日は「防災週間」として、政府や自治体などは避難訓練などを行う。

(読売新聞 2021年9月2日掲載 編集センター・中島幸平)

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