スマホやパソコンでの作り方
ウェブ版は無料。スマートフォンやパソコンで作成できる。具体的な手順では、自宅周辺のハザードマップで水害の危険性を確認し、高齢者など避難に時間がかかる人と一緒に逃げるかどうか選ぶ。さらに、〈1〉スマホを充電〈2〉県河川情報システムで川の水位を確認――などの選択肢から、台風発生から避難指示が出るまでの行動を選ぶ。別の行動を書き込むこともできる。
説明:スマホの画面で氾濫の半日前の行動を選んだ例
選択肢には「近所の人に声をかける」も含まれている。役所が被災することもあり、自力で身を守る「自助」と住民が助け合う「共助」が重要になるという。
作成後にどう活用するのか
完成したマイ・タイムラインは、端末に保存したり、印刷したりできる。いつでも修正可能だ。簡単に作れる「入門版」も公開中で、県はタブレット端末を使った学校での防災教育などにも活用する方針だ。
マイ・タイムラインは県の専用ページ(https://my-timeline.pref.ibaraki.jp/)から作成できる。
(読売新聞 2021年9月2日掲載)
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