災害時切実なトイレ問題 せめて携帯トイレ1週間分備蓄しよう

災害時にトイレがどんな状況になるかみていこう

災害時の備えとして、忘れてならないのがトイレ。家庭で使えなくなったり、避難所でも不足したりする可能性がある。衛生的なトイレ環境を確保することは、避難生活の健康維持に不可欠だ。

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災害時は壊れていなくても使えなくなることがある

家庭では断水した場合、風呂などにためた水で汚物を流すこともあるが、不用意に行うのは禁物という。地震で排水管が破損して詰まっていると、汚水が逆流する恐れがあるためだ。

マンションなどの共同住宅は特に注意

共同住宅では排水管が縦につながっており、上層階の汚物が下層階のトイレからあふれ出ることもある(=イラスト)。

普段から排水の仕組みや自宅の排水管が使用可能かを知る方法を把握し、災害時は排水管の状況を確認するまではトイレの水を流さないなどのルールを、住人同士で共有しておくことが大事だ。

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