写真説明:波が打ち寄せる九十九里浜
産業技術総合研究所などのチームが発表
千葉県・房総半島沖で1000年ほど前に未知の巨大地震があり、九十九里浜一帯が大津波に襲われた可能性があると、産業技術総合研究所などのチームが発表した。地震の規模はマグニチュード(M)8・5~8・8で、当時の海岸線から3㎞前後まで浸水したと推定されるという。
こちらの記事もおすすめ!→熊野の奇岩「橋杭岩」と「津波石」は南海トラフ地震の教材!
九十九里浜の地層を調査
澤井祐紀・同研究所上級主任研究員らが、九十九里浜の3地点142か所を掘削して地層を調べたところ、津波で運ばれた砂や生物の化石などが堆積(たいせき)した新旧二つの層が見つかった。
説明:ネイチャー・ジオサイエンスのデータなどから作成
無断転載禁止