「温活」で冷え解消!運動・食事・就寝時のポイントまとめました

温活って具体的にはどうするの?

まずはウォーキングから

筋肉量を維持するには、日頃の運動が大切だ。石原さんは、毎日20~30分のウォーキングを提案する。腕を振り、やや早歩きする。自宅では、スクワットや左右のもも上げ、つま先立ちを1日30回程度する。片足で左右1分ずつ立つのもよいという。できる範囲で取り組みたい。

食事で気をつけること

食事では、魚や大豆製品、卵などでたんぱく質を十分に摂取。みそ汁にネギやショウガなどの薬味を使えば、より体が温まる。「温活をすると代謝や免疫力が上がり、冷え以外の体の不調も良くなる」

就寝時に冷えを感じる場合は

特に就寝時は冷えを感じやすい。一般社団法人・日本温活協会(東京)が認定する「温活指導士」で鍼灸(しんきゅう)師の川崎真澄さんが勧めるのは湯たんぽの活用だ。ほどよい温かさで、緩やかに温度が下がっていくため、布団の中に入れておけば眠りにつきやすくなるという。暖房器具と違って空気も乾燥しない。「適切に使えば、血流が良くなり、体がぽかぽかしたまま眠りにつけます」と川崎さん。

写真説明:入眠の前に、おなかの近くに湯たんぽを置くと内臓から温まる(日本温活協会提供)

容器に入れるお湯は、70度前後。抱いてほのかに温かく感じる程度にする。全身に冷えを感じる人はおなかの近くに置くと、内臓から温まり、全身の血流が良くなる。腰や首の後ろに置いても体温が上昇する。

無断転載禁止

この記事をシェアする

オススメ記事

新着記事

公式SNS