チャットボットを防災に! AIがリアルタイムで最適情報助言

NICT、ウェザーニューズなどが開発したLINE版

人工知能(AI)とインターネット上で会話する「チャットボット」を防災に活用する取り組みが広がっている。24時間365日対応する利便性が強みで、実際の災害でも成果を発揮している。

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福島県沖地震時の福島・南相馬市の活用例

2021年2月13日深夜、福島県沖を震源とする地震が発生し、同県南相馬市では震度6弱の揺れに襲われた。

写真説明:福島県沖地震で南相馬市役所ではエレベーターが停止し、時計も落下した(2021年2月14日午前0時5分)

「擁壁が倒れている」「水道が出ない」。市民から寄せられた約150件の情報に基づき、チャットボットの利用者のスマートフォンには被害状況をまとめた地図が表示された。

チャットボットは、AIによる自動回答プログラム。企業や行政などで導入が進むが、南相馬市のものは、その“防災版”だ。

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