関東大震災も阪神大震災も実映像視聴可能!災害資料から学ぶこと

「阪神淡路大震災 激震の記録1995 取材映像アーカイブ」

朝日放送のテレビ取材映像

一方、阪神大震災(1995年)(※)の映像はテレビ局によって大量に撮影された。記憶の風化が懸念される中、朝日放送グループホールディングス(GHD)は震災から25年の2020年1月、取材映像を公開するサイト「阪神淡路大震災 激震の記録1995 取材映像アーカイブ」(https://www.asahi.co.jp/hanshin_awaji-1995/)を作った。

※1995年1月17日、マグニチュード7・3、死者・行方不明6437人

(「阪神淡路大震災 激震の記録1995 取材映像アーカイブ」のホームページから)

どのような特徴があるか

朝日放送(ABC)テレビの取材班が発生の直後に撮影した映像で、放送済みの番組ではなく取材したままの素材を公開した。「空気感をじかに伝えたい」として編集は加えなかった。

写真説明:自衛隊による救出活動(兵庫県西宮市)=朝日放送テレビ提供

写真説明:授業を再開した小学校(神戸市)=朝日放送テレビ提供

写真説明:避難所に設けられた間仕切り(兵庫県芦屋市)=朝日放送テレビ提供

「映像を公開しただけではいけない」とサイトの企画・運営を担当する木戸崇之・ABCテレビデスクは各地の学校へ出向き、防災授業に取り組む。「子どもたちは映像から様々なことを読み取り、震災へのイメージを膨らませてくれる」と映像の力を語る。

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